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『ウイングマン』 我が青春のアニメ パート1

1974年生まれの私の時代は、週刊少年ジャンプが他の雑誌の追随を許さないといっていいほどの漫画家に恵まれていて、現在では重鎮と呼ばれる漫画家さんが新進気鋭の漫画顔して軒を連ねる雑誌でした。

 

私が小学生の時代は本屋さんで雑誌を購入するお金がないので、立ち読みで週刊連載を読んでいた時代で今のような大型の本屋さんはなく、個人経営の街の本屋さんが子供の憩いの場所となっていた時代です。

 

その当時に読んだ漫画は、今の私を形作る大切な柱となっています。

 

そんな作品を今の方々にも少し知ってもらえたら嬉しいなと思い、書いてみることにしました。

 

なので紹介する作品は非常に偏っています。(;^ω^)

 

変身ヒーローと言えば『ウイングマン

変身ヒーローものと言えばこれが私の中で1番の思い出です。

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夢戦士 ウイングマン

原作者は桂正和

 

作画が非常に独特で、漫画の絵は綺麗な面と感情がにじみ出るような激しさを感じる面、そして作者自身が特撮ヒーローを好きであったためか戦闘シーンの疾走感がとても男の子の心をくすぐる作品でした。

 

この作品を桂正和氏が描き始めたのが、専門学生時代ということを後で知って非常に驚きました。

当時の男の子の憧れ『変身ヒーロー』

原作者も見ていたという特撮ヒーローは当時の男の子の憧れでもありました。

 

今ほど情報の流通していない1980年代はその変身の仕組みは解らず、映像の中で光に包まれながら「変身」するヒーローの姿は、自分も変身して悪に立ち向かう正義の使徒になりたいという獏前的な夢を見ていた時代です。

 

ウイングマン』の主人公である広野健太もそのような心を抱いた中学生という設定であり、自分たちと変わらない男の子というのがすんなり受け入れられた理由の1つであったと思います。

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異世界から突然現れた美少女と、主人公の夢をかなえる「ドリムノート」

主人公が変身ヒーローとなるきっかけは突然異世界から現れた美少女「アオイ」と、少女が持っていた書き込んだことが現実になる「ドリムノート」です。

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ウイングマンをドリムノートに描いたことがキッカケで主人公はウイングマンへ変身できるようになります。

 

余談ですが『デスノート』という作品を読んだときに真っ先に思い出したのが、この作品のドリムノートの設定でした。

 

数々の困難に立ち向かいながら怪人たちを倒していく姿は読んでいる私たちに次の話を追い求める渇望を与え、内容の絶妙さを今でも感じます。

 

まだ幼いながら男の子にとっては嬉しい可愛い女の子の助っ人が増えたり、恋愛要素を多く絡めていたり、コスチュームのエロさ加減も素晴らしい作品でした。

 

今では大変当たり前の女性キャラ要素である「清純」「ツンデレ」「眼鏡」「ボーイッシュ」など各キャラクターの専門パートがはっきりしているため、ファンがつきやすかったと思います。

 

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回を追うごとに、ドタバタ劇のようだった作品の内容がシリアスになっていき、最後の話は本当に主人公と一緒になって悩むほどの内容に心をうたれていました。

 

夢を現実にできる『ドリムノート』

しかし、できない部分もあり歯がゆい思いのする主人公

 

最終的な判断を自分であればどうするのか?

 

そんなことを考えながら読んでいた作品でした。

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ちなみにですが2018年1月より、桂正和氏の漫画作品の1つである『電影少女』がテレビ東京系でドラマ化されて放送予定です。

youtu.be

こちらの作品も期待大です。

 

今回は桂正和氏の『ウイングマン』について書いてみました。